タバコをやめる前に試してみたこと
以前からタバコをやめようと思っていました。
増税による値上がりや健康に悪いなど理由はいくらでもありますが、そんなのは後からついてくるもの。今回は「自分でやめると決めたからやめる」という単純かつ強力なものです。
せっかくなので、やめる前に自分の体でちょっとした実験をしてみました。
はじめに
この記事は私の体で試してみた結果です。
これから禁煙を始めてみようと思う方への参考になるかもしれませんが、あくまでも1例です。他の方にも当てはまるとは限りません。
実験の前に
禁煙を始めた人に立ちはだかるのが「離脱症状」です。
これは、ニコチンに依存していた身体の中から、ニコチンが抜けていく過程で起こるさまざまな症状です。
症状自体も期間もかなり個人差があるようですが、このあたりが良くある症状みたいです。
- 体がだるい
- 眠い
- イライラする
- 頭痛がする
- 落ち着かない
当たり前のように私にも立ちはだかりました。
被験者のスペック
だいたいこんな感じです。平均よりタバコの量が多いですかね。
- 喫煙期間は10年以上
- 量は1日3〜4箱(60〜80本)
- 銘柄はマールボロ・ライト・メンソール(タール8mg/ニコチン0.8mg)
実験内容
ある期間を禁煙した後で、タバコを吸った前後の感想を記録します。
禁煙した人がどんな状況になるのか、その後タバコを吸うとどんな気持ちになるのか。本格的に禁煙する前に知っておきたくなったんです。
ただ、あまり長期間やると実際に禁煙するころには心が折れているかもしれないので、適当に短期間にします。
そこで、一般に失敗しやすい期間と言われている「離脱症状のピーク3日間」と「1週間」を実験期間とします。
実験結果
1日間禁煙(9⁄6)
なんてことありません。ミント系のガムを噛むなり冷たい水を飲むなりでどうにでもなります。
タバコを吸った時の感想もちょっと時間が開いた時と変わりませんね。
2日間禁煙(9/8〜9/9)
じわじわと落ち着きが無くなってきます。コンビニで買ったボトルガムが半分くらい減りました。
タバコを吸った瞬間は臭くていやな感じがしますが、すぐに慣れて懐かしい気持ちになります。
3日間禁煙(9/11〜9/13)
意味が分かりませんがなんだか焦ります。2つ目のボトルガムが無くなりました。
タバコを吸いたいというよりも、手持ち無沙汰な感じです。
タバコを吸った瞬間はかなり臭くて、しばらく気持ち悪くなりました。
7日間禁煙(9/15〜9/21)
「タバコが無い」ということが普通に感じます。なんとなくご飯がおいしくなった気もします。
タバコを吸う必要が感じられず、吸うと頭がくらくらします。初めてタバコを吸った日を思い出しました。
吸った後はいやな感じだけが残り、「もう捨ててしまえ」という気持ちでいっぱいです。
実験を終えて
やらなきゃ良かった。1週間禁煙した時点でそのままやめちゃえば良かったです。
短期間に繰り返しているので離脱症状は大小ありましたが、1ヶ月間に4回も体験するのは精神的にも肉体的にもかなり辛いですね。
なんだか違う理由になった気がしますが結果的にもう吸いたくありません。