Webデザイナーとエンジニアにとってのフレームワークは違うもの?

Webデザイナーの方と話している時に話がかみ合わないことがありました。

どうやら両者の間では「フレームワーク」という言葉の意味するところが微妙に違うようです。

ちょっとしたことでしたが、こういうのは意外と戸惑いますね。

何が違うのか

大雑把に言うと、Webデザイナーにとっての「フレームワーク」はエンジニアにとっての「テンプレート」のことのようです。

広い意味ではテンプレートもフレームワークに含まれるかもしれないので、どちらが正しいという話では無いかなと思います。

ただ、エンジニアにとっては別物という印象があるので話がかみ合わなくなるみたいですね。

エンジニアにとってのフレームワーク

IT用語辞典に詳しく載っていますが、アプリ開発で必要になる汎用的な機能を仕組みとして提供してくれるものです。

MVC分離、O/Rマッピング、ページ遷移など、アプリケーションの基盤や汎用的な処理部品はフレームワークに任せることで、開発者はビジネスロジックの実装に注力できる。というものですね。

Web系の開発で使われるものだと、このあたりが有名でしょうか。

  • Struts
  • cakePHP
  • Django
  • Ruby on Rails

Webデザイナーにとってのフレームワーク

Webデザイナーの方との会話で聞いたのはこのあたりです。

  • G5 Frameworkなどのグリッドシステム
  • WordPressなどでのあまりCSS設定されていないテーマ

基本的にHTML、CSSなどのテンプレートのようですね。それを基に手を入れていく感じでしょうか。

まとめ

おそらくエンジニアが違和感を感じるポイントは「”直接編集するもの”をフレームワークと呼んでいる」ところだと思います。

ただ、あくまでも私の経験というか感覚によるものなので、もちろん一概に言えることではありません。

この記事はかなり偏った視点になっていると思います。できればいろんな方のご意見を聞きたいですね。